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2006年3月14日 (火)

Phil Spector/Back to Mono (1958-1969)

くもり 時々 晴れ。最高気温9 ℃降水確率10%

Back to Mono (1958-1969) Music Back to Mono (1958-1969)

アーティスト:Phil Spector
販売元:Um3
発売日:2003/04/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ディスク: 1
1. To Know Him Is to Love Him 2. Corrine, Corrina 3. Spanish Harlem 4. Pretty Little Angel Eyes 5. Every Breath I Take 6. I Love How You Love Me 7. Under the Moon of Love 8. There's No Other (Like My Baby) 9. Uptown 10. He Hit Me (And It Felt Like a Kiss) 11. He's a Rebel 12. Zip-A-Dee-Doo-Dah 13. Puddin' N' Tain 14. He's Sure the Boy I Love 15. Why Do Lovers Break Each Others Hearts? 16. (Today I Met) The Boy I'm Gonna Marry 17. Da Doo Ron Ron 18. Heartbreaker 19. Why Don't They Let Us Fall in Love 20. Chapel of Love 21. Not Too Young to Get Married 22. Wait 'Til My Bobby Gets Home 23. All Grown Up
ディスク: 2
1. Be My Baby 2. Then He Kissed Me 3. Fine, Fine Boy 4. Baby I Love You 5. I Wonder 6. Girls Can Tell 7. Little Boy 8. Hold Me Tight 9. (The Best Part of) Breakin' Up 10. Soldier Baby (Of Mine) 11. Strange Love 12. Stumble and Fall 13. When I Saw You 14. So Young 15. Do I Love You? 16. Keep on Dancing 17. You Baby 18. Woman in Love (With You) 19. Walking in the Rain
ディスク: 3
1. You've Lost That Lovin' Feelin' 2. Born to Be Together 3. Just Once in My Life 4. Unchained Melody 5. Is This What I Get for Loving You? 6. Long Way to Be Happy 7. (I Love You) For Sentimental Reasons 8. Ebb Tide 9. This Could Be the Night 10. Paradise 11. River Deep, Mountain High 12. I'll Never Need More Than This 13. Love Like Yours (Don't Come Knocking Everyday) 14. Save the Last Dance for Me 15. I Wish I Never Saw the Sunshine 16. You Came, You Saw, You Conquered 17. Black Pearl 18. Love Is All I Have to Give
ディスク: 4

Xmas Gift to You From Phil Spector Music Xmas Gift to You From Phil Spector

アーティスト:Phil Spector
販売元:Abkco
発売日:1990/12/08
Amazon.co.jpで詳細を確認する

1. White Christmas - Darlene Love 2. Frosty The Snowman - Ronettes 3. The Bells Of St. Mary - Bob B. Soxx And The Blue Jeans 4. Santa Claus Is Coming To Town - Crystals 5. Sleigh Ride - Ronettes 6. Marshmallow World - Darlene Love 7. I Saw Mommy Kissing Santa Claus - Ronettes 8. Rudolph The Red-Nosed Reindeer - Crystals 9. Winter Wonderland - Darlene Love 10. Parade Of The Wooden Soldiers - Crystals 11. Christmas (Baby Please Come Home) - Darlene Love 12. Here Comes Santa Claus - Bob B. Soxx And The Blue Jeans 13. Silent Night - Phil Spector And Artists

私は、国際音楽結社スペクターのメンバーです。
File0179
←スペクターのメンバーであることの証拠です!
実は、この“秘密結社”の日本支部は東京都福生市にあるそうです。
で、昨日おそらくスペクターの一味だと考えられる人を発見しました。

http://dreamisland.seesaa.net/article/14230400.html
兄ぃの盟友 オランダの薔薇さんのように自分のための記事を書きたいと思います。
↑ね。鯨さんと名乗るこの人、何やらスペクターの匂いがしませんか?
スペクター日本支部長に関する記事のエントリーもあります。
で、今日のこの記事は、新しい仲間の鯨さんに歓迎の意味を込めて捧げたいと思います。

この国際音楽結社スペクターは、その“首領”がアメリカ人で、本名Harvey Phillip Spectorといい、1940年12月26日ニューヨークで生まれてます。 Harveyは、10代の頃から音楽活動を始め、“クマのぬいぐるみ”というフザケタ名前の組織を結成します。1958年に“逢ったとたんに一目惚れ”または“つのる想い”というヒットを出します。で、そこからフィレスまでの道のりは、 http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/phil-spector.htm
を参照下さい。
ちなみに、フィレスPhillesとはPhillipとレスター・シルhttp://www02.so-net.ne.jp/~m-sasaki/lsill.htmlというキューティー・ハニーの敵方パンサー・クロー大幹部http://www.toei-anim.co.jp/shop/dvd_recutie/cutie.htmlみたいな名前の男のLesterを合体させた造語です。

私は、
http://hollandrose.cocolog-nifty.com/blog/2006/03/fleetwood_macru.html
で、リチャード・ダシェットの言葉として、
Bluesは、生き物でハートから生まれるもの。
一方、Popsは、強制的に作り出されるもの。

を引用しました。
ポップスは、強制的に作られるものとするならば、それが一番分かりやすいのはスペクターではないかと考えてエントリーした次第です。
この強制的・人工的に構築される音楽:ポップスの守護神スペクターの研究は、ポップスを愛する者にとっては避けて通ることのできないモノだと思います。
もしも、商売でポップスを作っている者が“音の壁”という言葉すら知らないとすれば、“極めて情けない状態”でしょう。それを再現するしないではなく、こうしてポップスは作られたという歴史を知ることは、プロとしての基礎中の基礎だと思います。

“音の壁”が有効だったのは1960年代前半でした。当時のまだまだ未熟な音楽制作や音楽再現のハード面を考えれば、“音の壁”は画期的な方法論でした。“音の壁”がどれだけ画期的なのかは、今の視点で聴いてはダメです。当時の他の音楽を聴くことによって初めて理解できます。
過去の音楽や映像を今の視点で捉えて“古い”と切り捨てる人々が居ます。そういう人々は、今自分が居る時点を絶対視しています。私は、そういう人には“新しいモノ”を創造することは絶対できないと確信しています。
何故その“古い”と思われるものが今でも伝承されているのか、その原因を考察しないと単なる感情論です。
そもそも“伝承”されている事実があるからこそ、“古い”という価値判断がされるのです。歴史には“伝承”されず埋もれたモノが数多くあります。その埋もれたモノとの決定的な差が何かを研究しなければ、歴史に耐えるモノを創造することなどできません。
ブログなどに過去のものを“古い”と切り捨てている人々は、大変傲慢で不遜な人間だと私は思ってます。

さて、スペクターの音楽の元ネタは、1950年代のロックン・ロールで間違いないのですが、それよりもクラシック音楽の影響が強いんです。
当時の他のサウンドと比較しても、オーケストレイションの色彩が顕著です。
フィレスのキャッチ・コピーがティーンエイジャーのための交響曲(symphonies for teens)でしたっけ?ということからも、かなりクラシック音楽を意識していると思います。
スペクターには、特にリヒャルト・ワーグナーの影響が強く、ワーグナーがカスタネット、ティンパニなどの打楽器を巧みに使いこなしている方法を真似て、自分のサウンドにパーカッションを大々的に導入しました。
ドラムスよりも音のデカイパーカッションと揶揄されることもあるそうですが、その方法論があの“かぶと虫”たちにも伝承されます。

プリーズ・プリーズ・ミー Music プリーズ・プリーズ・ミー

アーティスト:ザ・ビートルズ
販売元:東芝EMI
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ウィズ・ザ・ビートルズ Music ウィズ・ザ・ビートルズ

アーティスト:ザ・ビートルズ
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A Hard Day's Night − ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ! Music A Hard Day's Night − ビートルズがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

アーティスト:ザ・ビートルズ
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ビートルズ・フォー・セール Music ビートルズ・フォー・セール

アーティスト:ザ・ビートルズ
販売元:東芝EMI
発売日:1998/03/11
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“かぶと虫”たちの初期のサウンドは、まだまだ中期と比べて過重なオーバーダブがされてません。そもそも機材がそこまで発達していないのですから。
その中で楽曲を魅力的にするための工夫として、ドラムスよりも音のデカイパーカッションでスピード感を与えていると思います。
ポップスが強制的に作られるモノだと言うのは、こういうことだと思います。

音楽が生き物でハートから生まれるものだけだとすれば、こういう工夫は入りません。
しかし、商業音楽は聴き手があることを前提とすれば、楽曲を聴き手の購買意欲が掻き立てられるようにするためには、魅力的な工夫が必要になるのではないでしょうか?
これがポップスという音楽の特質であると、私は考えています。
音楽プロダクションの最初の到達点がスペクターサウンドであることは、ポップス史上疑いようがありません。

◇関連サイト
http://www.hi-fi.gr.jp/soundszounds3.html

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