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2006年3月15日 (水)

Brill Building Legends

晴れ。最高気温12 ℃ 降水確率10%

Brill Building Legends Music Brill Building Legends

アーティスト:Carole King
販売元:Repertoire
発売日:2003/11/25
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グレイテスト・ヒッツ Music グレイテスト・ヒッツ

アーティスト:シュレルズ
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:1999/04/21
Amazon.co.jpで詳細を確認する

<COLEZO!>レディース・アメリカン・ポップス Music <COLEZO!>レディース・アメリカン・ポップス

アーティスト:オムニバス,シュレルズ,シャングリラス,アド・リブス,エンジェルス,シフォンズ,パティ・ペイジ
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2005/06/22
Amazon.co.jpで詳細を確認する

フィル・スペクターが、何ゆえに台頭できたかですが、http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/phil-spector.htm
↑にあるように、リーバー&ストーラーの後釜ということです。
では、リーバー&ストーラーとは何者かということですね。
http://www3.ocn.ne.jp/~zip2000/1956.htm

今、日本の音楽業界ではいわゆる“自作自演屋”(by林檎ちゃん)だらけになりまして(一部ハロプロなどは別ですよ)、パフォーマーとソングライターが同一体と成ってます。
しかし、80年代までは日本でも、パフォーマーとソングライターが同一体であることは稀でした。少なくとも、“ニューミュージック”とカテゴライズされていたパフォーマー以外、歌謡曲でソングライティングしている歌手は、恒常的に居ませんでした。
例外は居ますよ。北島サブちゃんとか。五木ひろしさんとか。沢田研二さんとか。キャンディーズもそうでしたっけ?言わせて頂ければ、我がナンノだってソングライターです!

アメリカでは1964年のビートルズの登場まで、やはりパフォーマーとソングライターが同一体であることは稀でした。
で、ソングライティングを専門とするミュージシャンが、ニューヨークのブロードウェイにあったブリル・ビルディングというビルを本拠地として、音楽を出版していました。
出版という言葉がキーワードですね。まだ、ソングライターが音楽をデモテープなんかで渡すことはなくて、楽譜を出版するという形でパフォーマー側に音楽を売るという形態だったんですね。
http://www.fujipacific.co.jp/history/index.html
↑音楽出版社の歴史については、朝妻一郎さんのコラムが必読です。

で、ソングライターというのは殆んどがチームでした。
セダカ&グリーンフィールド、マン&ウェイル、ゴフィン&キング、バリー&グリニッチ、そしてリーバー&ストーラーなどです。
後に自作自演形態をとることで、これらの音楽を“過去”に葬り去ったビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニーもブリル・ビルディング特にゴフィン&キングに憧れて、自分たちをレノン&マッカートニーと名乗りました。
実際には別々に曲を作り続けていても、一貫してビートルズが存在した頃はチームとしていました。あの《ギヴ・ピース・ア・チャンス》ですら、レノン&マッカートニーです。
初めてレノン&マッカートニーがチームでなくなるのは、バッドフィンガーの《マジック・クリスチャンのテーマ》だったと思います。メアリー・ホプキンは、ポール単独でしたっけ?確か、レノン&マッカートニー名義だったと思います。

ブリル・ビルディングに集まったソングライター・チームは皆20代前後の若手ばかりです。30歳以上って居たんですか?私はまだ生まれる前だから良く分かりません。(リーバー&ストーラーが1933年生まれで、ギリギリ20代ですかね。)
何故若手ばかりだったのかというと、1950年代中盤に誕生したロックン・ロールという音楽表現をポップ化するためには、若い感性が必要だったからだと思います。
もう、ジャズでは若者を購買対象者とする音楽を制作できなかったのです。

ポップスというものは、ハーモニーとか複雑で高尚な詩とかに関心のない、音楽的にはアマチュアな一般大衆を購買対象者にします。
現代音楽やブルーズなど非ポップスは、高度に音楽的教育を受けた者あるいは特定者さらにはマニア化した聴衆に向けられた音楽です。
このような音楽は、同じ思想を持つ集団を対象とする“閉じた世界”です。
これに対してポップスは、不特定多数者の観賞用(今ではカラオケ用?)に“強制的・人口的に”構築された音楽です。
ポップスは、初めて聴いても憶えられるキャッチーなメロディ&ノリの良いリズム、文学的でない単純な歌詞などが音楽的特徴です。

しかし、音楽的にロックン・ロールという形を借りたポップスは、いずれ深刻な矛盾を生じます。なぜなら、ロックン・ロールは反社会的メッセージを音楽的に表現するためにサウンドをラウド化したので、価値中立的なポップスとはそもそも目指すところは同じではないからです。ロックン・ロールの歌詞が、反逆と諧謔とエロという心からの叫び?から成り立っているからこそ、ギターなどの激しいサウンドが必要だと私は思うのです。

この当時のロックン・ロール化されたポップスの代表的歌手は、誰が何と言っても1938年12月12日、アメリカの埼玉県?ニュージャージー州生まれのイタリア系アメリカ人コンスタンス・ローザ・マリア・フランコネロですね。ついに1930年代生まれの歌手ですね。

可愛いベイビー~ベスト・オブ・コニー・フランシス Music 可愛いベイビー~ベスト・オブ・コニー・フランシス

アーティスト:コニー・フランシス
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2006/01/25
Amazon.co.jpで詳細を確認する


そもそもポップスは、60年代までの日本の歌謡曲(というか筒美京平先生登場以前の歌謡曲)における歌7:演奏3のように、歌が主で演奏が従の関係が成り立つものではなく、歌と演奏が対等、歌(ヴォーカル)は単なるリード楽器というのが特徴だと思います。ヴォーカルだけでなく、コーラスやドラムスのフレーズが「キャラ立ち」しているのがポップスです。ポップスが “強制的・人口的に”構築される音楽だからです。
とにかく、一般大衆の耳に留まる仕掛けを意図的に組み込まないといけないのです。
《Lipstick on Your Collar》をアカペラで聴いても面白くないでしょう。イントロのコーラスやドラム・ギターリフなどが一体となってこの楽曲を構成しています。

私は、以前一部のブロガーに大絶賛?された南沙織論を書きました。
http://blog.goo.ne.jp/hollandrose_001/e/90bdecd1171cc707ac86de0181e1dce5
(最近、この論旨と同じ歌謡曲論が出版されました。偶然ですかね?)
実は、南沙織以前、日本の歌謡曲の近代化に影響を与えたのが、コンスタンス・ローザ・マリア・フランコネロです(シツコイ?)

想い出の冬休み 〜日本語ヴァージョン Music 想い出の冬休み 〜日本語ヴァージョン

アーティスト:コニー・フランシス
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:1998/10/14
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↑ホントにコニーの日本語の歌い方が、その後のJポップと呼ばれるところの歌謡曲に与えた影響は絶大ですね。ま、聴いてみてね!

他にも、この時代のポップスは、

僕たちの洋楽ヒット Best Of 50’s 1950~59 Music 僕たちの洋楽ヒット Best Of 50’s 1950~59

アーティスト:オムニバス,ビル・ヘイリー&コメッツ,ザ・プラターズ,ジーン・ヴィンセント,ハリー・ベラフォンテ,パット・ブーン,フォー・エイセス
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2004/11/03
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続・僕たちの洋楽ヒットVol.1 Music 続・僕たちの洋楽ヒットVol.1

アーティスト:オムニバス,アーサ・キット,フォー・エイセス,レス・バクスター,ミッチ・ミラー合唱団,ビル・ヘイリー&コメッツ
販売元:BMGファンハウス
発売日:2004/03/10
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続・僕達の洋楽ヒット Vol.2 Music 続・僕達の洋楽ヒット Vol.2

アーティスト:オムニバス,フランキー・アヴァロン,ジョニー・ホートン,ジャッキー・ウィルソン,ディオン&ザ・ベルモンツ,ニール・セダカ,ザ・ブラウンズ
販売元:ビクターエンタテインメント
発売日:2004/03/31
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続・僕たちの洋楽ヒット Vol.3 Music 続・僕たちの洋楽ヒット Vol.3

アーティスト:オムニバス,マーヴェレッツ,デル・シャノン,ニール・セダカ,アルマ・コーガン,コニー・フランシス,ジョニー・ホートン
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:2004/03/10
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続 僕たちの洋楽ヒット VOL.4 ’62~’63 Music 続 僕たちの洋楽ヒット VOL.4 ’62~’63

アーティスト:オムニバス,ミッチ・ミラー合唱団,ブレンダ・リー,ブッカー・T&ザ・MG’S,ポール&ポーラ,アン・マーグレット
販売元:Sony Music Direct
発売日:2004/03/10
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で、ご確認下さい!
ポイントは、ロックン・ロールの影響下のポップスとその他の音楽的要素を持つポップスを聴き分けることだと思います。

◆関連blog◆
http://dreamisland.seesaa.net/article/15102244.html
↑このコメント欄要チェックです。
nov46sさん“宮川さん自身が語る60年代のインタビュー中で、ナベプロ3人娘にコニフラの日本語のように歌えと指導されたという話が出てきました。”
日本歌謡史を語る上で

想い出の冬休み 〜日本語ヴァージョン Music 想い出の冬休み 〜日本語ヴァージョン

アーティスト:コニー・フランシス
販売元:ユニバーサルインターナショナル
発売日:1998/10/14
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はスルーすることのできない歴史的証拠物です。

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